赤ちゃんが生まれてからずっと「e赤ちゃん」を愛用しているパパやママにとって、1歳が近づいてくると気になるのが「チルミル」への切り替えタイミングですよね。
「e赤ちゃんは高いけれど、その分栄養が詰まっていて安心だし……」
「でも、1歳を過ぎたらみんなチルミルに変えているみたいだけど、本当に大丈夫かな?」
そんなふうに、大切なわが子の栄養のことだからこそ、迷ってしまうのは当然のことですよ。
実は、この2つのミルクは、どちらも森永乳業が誇る素晴らしい製品ですが、作られた「目的」がまったく違うんです。
結論から言うと、注目すべき主な違いは、たったの4つだけですよ。
- 対象となる月齢(0ヶ月からか、1歳頃からか)
- たんぱく質のカタチ(消化のしやすさ)
- 強化されている栄養素(母乳に近いか、離乳食を補うか)
- 家計に優しいお値段(ランニングコスト)
どちらも「森永ブランド」としての安心感は共通していますが、今の赤ちゃんの成長段階に合わせて選ぶのが一番の正解なんです。
この記事を読めば、どちらを選ぶべきか、そしていつ切り替えるべきかの不安がスッキリ解消しますよ。
e赤ちゃんとチルミルの違いを比較
主な違いは上記の4つですが、さらに詳しく比較すると、全部で10つの違いがありましたよ。
パパやママが特に気になるポイントを、わかりやすく表にまとめてみました。
| 比較項目 | e赤ちゃん | チルミル |
|---|---|---|
| 対象月齢 | 0ヶ月〜1歳頃まで | 1歳頃〜3歳頃(9ヶ月から可) |
| たんぱく質の形状 | 全てペプチド(細かくカット) | 通常のたんぱく質 |
| 主な目的 | 母乳の代わり・完全な栄養補給 | 離乳食で不足する栄養の補助 |
| 強化成分:鉄分 | 乳児に必要な標準量 | たっぷり強化(1歳からのガソリン) |
| 強化成分:カルシウム | 乳児に必要な標準量 | しっかり強化(骨太サポート) |
| ラクトフェリン | 配合(健康な体づくりを応援) | 配合(毎日の元気をサポート) |
| ビフィズス菌 | 3種類(お腹のスッキリを応援) | 2種類(毎日のリズムを整える) |
| 溶けやすさ | サッと溶けてダマになりにくい | やや溶けにくく、しっかり混ぜる必要あり |
| 味の印象 | あっさりしていて母乳に近い | ほんのり甘みがあり、料理にも合う |
| 価格帯(800g相当) | 約3,500円〜3,900円前後 | 約1,800円〜2,200円前後 |
表を見るとわかるように、e赤ちゃんは「至れり尽くせりの高級フルコース」、チルミルは「成長を支える栄養満点サプリ」といったイメージですね。
それでは、それぞれの特徴について、もっと詳しく、わかりやすく解説していきますね。
e赤ちゃんの特徴
e赤ちゃんの最大の特徴は、なんといっても「ペプチド」という魔法のような成分です。
普通の粉ミルクに含まれるたんぱく質は、赤ちゃんにとっては少し大きくて、消化するのにエネルギーをたくさん使うんですね。
例えるなら、大きなかたまり肉を一生懸命もぐもぐ食べるようなイメージです。
でも、e赤ちゃんは、そのたんぱく質をあらかじめ細かくカットして「ペプチド」という形にしているんですよ。
これは、いわば「お口の中でとろけるくらい細かく刻んだ離乳食」のようなもの。
まだ未熟な赤ちゃんのお腹でも、頑張りすぎずにスッと吸収できるから、吐き戻しが気になったり、お腹がデリケートな赤ちゃんにもぴったりなんです。
また、母乳(特に初乳)に多く含まれる「ラクトフェリン」もしっかり配合されています。
これは、外敵から赤ちゃんを守る「黄金の盾」のような役割をしてくれる大切な成分ですよ。
「高いのには理由がある」と言われるほど、森永乳業の技術の粋を集めた、まさにミルクの王様なんです。
産院でも多く選ばれているのは、この「消化の良さ」と「栄養バランス」が母乳に限りなく近いからこそなんですね。
もし、赤ちゃんがミルクを飲んだ後に苦しそうにしていたり、お通じがスムーズでなかったりする場合は、e赤ちゃんを試してみる価値は十分にありますよ。
実際に使っているパパ・ママの口コミを見てみましょう。
「産院で使っていたので、自宅でもずっとe赤ちゃんです。お値段は張りますが、これに変えてから便秘知らずで、毎日スッキリ出ているのが嬉しいです。」(30代・ママ)
「他のミルクだと時々吐き戻しがあったのですが、e赤ちゃんにしてからは落ち着きました。さらっとしていて溶けやすいので、夜中の調乳もノンストレスです。」(20代・パパ)
「とにかく溶けやすさがピカイチ!サッと振るだけでダマが消えるので、赤ちゃんを待たせずに済みます。高いけれど、安心を買っているつもりで続けています。」(30代・ママ)
「アレルギーが心配な家系なので、ペプチドミルクのこれを選びました。味も母乳に近いのか、嫌がらずにゴクゴク飲んでくれます。」(20代・ママ)
「エコらくパックが本当に便利です。缶を捨てる手間がないし、場所も取らない。中身は最高級だし、使い勝手も良くて手放せません。」(30代・パパ)
口コミでも、やはり「消化の良さ(お通じの良さ)」と「溶けやすさ」を評価する声が圧倒的ですね。
「高いけれど、わが子の健康とママの楽ちんのために選ぶ」という、愛情深い選択肢として選ばれていることがわかります。
チルミルの特徴
一方で、チルミルは、1歳を過ぎた頃の「わんぱくな成長」を力強くサポートしてくれる頼もしい味方です。
1歳頃になると、赤ちゃんは自分自身の力でハイハイしたり歩いたり、エネルギーをたくさん使うようになりますよね。
すると、これまでのミルクや母乳だけでは「鉄分」や「カルシウム」といった、体を動かすためのガソリンが足りなくなってしまうんです。
特に鉄分は、ママからもらってきた貯金が9ヶ月頃には底をついてしまうと言われているんですよ。
チルミルは、そんな「離乳食だけでは補いきれない栄養」をチャージするための、いわば「飲む栄養サプリ」のような存在です。
牛乳では摂るのが難しい鉄分やDHA、ルテインなどがバランスよく配合されているのが、チルミルならではの強みですね。
「フォローアップミルクって必要?」と迷う方も多いですが、離乳食にムラがある時期こそ、チルミルが一杯あるだけでママの心の余裕に繋がりますよ。
「今日は全然食べてくれなかったな……」という日でも、チルミルを飲んでくれれば「栄養は大丈夫!」と思えますよね。
また、ほんのり甘みがある優しい味なので、お料理に混ぜてもとっても美味しいんですよ。
お値段がe赤ちゃんの半分近くまで下がるのも、毎日たくさん飲む時期には本当に助かるポイントですね。
チルミルを愛用しているパパ・ママの口コミも見てみましょう。
「1歳になったのを機にe赤ちゃんから切り替えました。最初は味の違いで戸惑うかな?と思いましたが、ほんのり甘いのが美味しいらしく、今ではコップでゴクゴク飲んでいます。」(30代・ママ)
「離乳食が進まず、鉄分不足が心配で購入しました。チルミルは料理にも使えるので、シチューやホットケーキに混ぜて栄養を補給させています。家計にも優しくて最高です!」(20代・ママ)
「e赤ちゃんと比べると少し溶けにくいですが、お湯をしっかり入れれば問題ありません。3歳まで飲めるので、長くお世話になる予定です。」(30代・ママ)
「牛乳だとお腹を壊しやすい子ですが、チルミルは大丈夫でした。栄養バランスもいいし、安心してあげられます。」(20代・ママ)
「3人の子供全員チルミルで育てました。溶けにくさは愛嬌ですが(笑)、栄養価の高さとコスパの良さは他のメーカーより優れていると感じます。」(40代・ママ)
チルミルの口コミでは、「料理への活用」や「コスパの良さ」への満足度が非常に高いことがわかりますね。
溶けにくさを指摘する声もありますが、「栄養を賢く補う」という目的においては、非常に信頼されているミルクであることがわかります。
e赤ちゃんとチルミルの共通点は?
ここまで違いを見てきましたが、実はこの2つには「森永乳業だからこそ」の共通している良いポイントもたくさんあるんですよ。
「どちらを選んでも外れなし」と言われる理由は、この共通のこだわりにあるんです。
- 最新の母乳研究に基づいた栄養設計で、赤ちゃんの成長を多角的にサポート
- 「ラクトフェリン」を配合し、外敵に負けない強い体づくりを応援
- 「ビフィズス菌」を配合し、毎日のお腹のスッキリをサポート
- ゴミ捨てが簡単で衛生的な「エコらくパック」に対応
- 日本国内の徹底した品質管理のもとで製造されている安心感
特に「ラクトフェリン」を粉ミルクに配合したのは、森永乳業が世界で初めてなんですよ。
これは、いわば「赤ちゃんが自分で健康を守るための、最初のバリア」のようなもの。
どちらを選んでも、森永が長年培ってきた「母乳に近づける技術」を享受できるので、安心してくださいね。
また、エコらくパックなら、使い終わった後は袋を捨てるだけなので、山のような空き缶に悩まされることもありません。
こういった、パパやママの「使いやすさ」まで考え抜かれているのが、森永ミルクの素敵なところですね。
e赤ちゃんをおすすめする人
「どっちがいいか、まだちょっと迷うな……」というあなたへ。
もし、以下のどれか1つでも当てはまるなら、迷わず「e赤ちゃん」を手に取ってくださいね。
- 生後0ヶ月から9ヶ月未満の赤ちゃんを育てている
- 赤ちゃんのお腹がデリケートで、便秘や吐き戻しが気になる
- アレルギーが心配で、できるだけ消化に良いものを選びたい
- 離乳食がまだ始まったばかりで、ミルクが主な栄養源である
- 少し高くても、最高級の栄養をプレゼントしてあげたい
e赤ちゃんは、まだ世界に慣れていない赤ちゃんのお腹を、優しく守ってくれる唯一無二のミルクです。
「まだ胃腸の力が弱いかな?」と感じる時期は、無理に切り替える必要はありませんよ。
迷っているなら、まずはe赤ちゃんで「安心」を優先するのが、ママにとっても赤ちゃんにとっても一番の近道ですよ。
チルミルをおすすめする人
一方で、こんな状況なら「チルミル」への切り替えタイミングかもしれませんよ。
- 生後9ヶ月を過ぎて、離乳食を1日3回しっかり食べている
- 1歳を過ぎて、動きが活発になり、元気いっぱいに遊んでいる
- 離乳食の食べムラがあり、鉄分やカルシウム不足が心配
- ミルクを飲む量が増えてきて、家計への負担も気になり始めた
- 卒乳に向けて、牛乳の代わりになる栄養豊富な飲み物を探している
チルミルは、赤ちゃんの「自立」を支える最強のサポーターです。
特に、お肉やお魚をあまり食べてくれない時期の鉄分不足は、パパやママの大きな悩みになりますよね。
離乳食が進んでいるなら、e赤ちゃんから卒業してチルミルに変えることで、1歳以降に必要な「パワー」をしっかり届けてあげることができますよ。
「栄養の穴埋め」をチルミルに任せることで、離乳食の時間がもっと楽しく、穏やかなものになりますよ。
e赤ちゃんとチルミルの違いのまとめ
「e赤ちゃん」と「チルミル」の違いを比較してきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、選び方のポイントをまとめておきますね。
- 0ヶ月から9ヶ月頃までの、お腹に優しい「至れり尽くせりケア」なら【e赤ちゃん】
- 9ヶ月・1歳頃からの、離乳食を補う「元気チャージと賢い節約」なら【チルミル】
どちらも赤ちゃんのことを第一に考えて作られた、素晴らしいミルクです。
もし迷ったら、まずは「今の離乳食、どれくらい食べられているかな?」とわが子の様子を観察してみてくださいね。
3回食が進んでいて、元気いっぱいに動き回っているなら、チルミルへの一歩を踏み出してみるのも素敵な選択ですよ。
逆に、まだ離乳食が安定していなかったり、お腹の調子が気になったりするなら、1歳を過ぎてもe赤ちゃんを使い続けて全く問題ありません。
正解は1つではありませんから、ママの直感と赤ちゃんの様子を信じて選んでくださいね。
あなたの育児が、笑顔でいっぱいの毎日になることを心から応援しています!

